トライアウトの原点は、私が大学時代に立ち上げた学生企業です。当時はツアーやイベントの企画、モデルのコーディネートなどを行い、得た資金で会員証付き雑誌を発行していました。学生の作ったものながら、広告あり読み物ありの凝った内容で、画期的だったと自負しています。この活動を通じて知り合ったメディア関係者の勧めからライター業に携わり、編集プロダクションを旗上げすることになったのです。余談ですが、当時の人脈は25年以上経っても健在であり、今もトライアウトの成長に欠かせない存在です。
卒業と同時に、私は学生企業を編集プロダクションとして再建しました。6畳ワンルームの事務所でフォトライターとして活動する傍ら、常に考えていたのは組織を作ること。雑誌ブームで編集プロダクションは増える一方でしたが、実情はフリーライターの集団ばかり。その中で掲げた目標が「トライアウトを大阪で一番勢力のある編集プロダクションにする」というものでした。社会に通用する、統率力・統制力のある企業へ…。この考えは、今も変わらずトライアウトの精神として活かされています。
その後、雑誌のほかイベントの仕事なども請け、社員を増やし続けました。編集、営業、制作の三部署を構え、大阪で名が知られてきた頃、営業クライアントが続々と東京へ進出。この流れに乗り、トライアウトも東京支社設立という大きな一歩を踏み出したのです。営業2人で始めた東京支社も、現在は本社同様に三部署が揃っています。今や、社員は約70名。昔は「バスを貸し切って社員旅行」「スタジオ付きの自社ビル設立」という夢を描いていたものですが、この数年でどちらも叶えるまでに成長を遂げました。
念願のスタジオ付き自社ビルを構え、気付けば編集プロダクションとしてスタートして25年。見渡すと、設立時にあった同業他社は解体しているものがほとんどです。その中で、トライアウトが成長することができたのは、やはり組織力とマンパワーにほかなりません。時代を読み、Web制作やイベントと連動した広告戦略など、常に進化を続けるトライアウト。初の自社媒体のWebサイトも、走り出したばかりです。次なる目標は「マスコミの専門学校を作る」。社員一丸となり、新たな時代を切り開いていきます。