これらの話はかなり極端な話ではありますが、事実でもあります。そんな時代にあり、アーティストとしての夢を語るだけで、現実を見ていない人は、食っていけません・・。夢を語るなら、その夢を追いかけられる程、その本人が本物の努力をしているかですね・・。
好きな事をやり食っていく事は理想ですが、好きな事をやり人並みに食うのは、よほどの天才か、よほど努力をした人しか出来ない至難の業です。
我々の業界は芸術系です。しかし、我が社はこの業界では避けられる体育会系の体質にしています。例えば野球部、サッカ-部、ラクビ-部等のキャプテン(部長)が「全員集合!!」と声をかけると全員が駆け足で並び、集合しますね・・。しかし我が社で言うところのカメラマンは写真部です。デザイナ-は美術部、ライタ-は文芸部ですね。イメ-ジしてください。その芸術系である部長が「全員集合!!」と声をかけても、駆け足では来ませんし、整列もしません・・。決して芸術系を批判するわけではありませんが、一部の学校を除いては事実です・。これではまとまりません・・。この体質が組織力を生かせない証拠なのです。自由と個性を売りにしている芸術系ですから体育会の考え方はナンセンスかも知れません・・。では吹奏楽部は・・と言うと音楽をやっていますが体育会系です。音楽ですが、団体行動です。一人の音程が狂うと全て狂います・・。だから吹奏楽部の全員集合の号令では、すばやく並び整列します。ア-テイスト業の人に体育会系の神経で・・と言う事は少し嫌われがちですが、皆との和や約束、契約事を含めた筋道を立てる事が弊社での掟となっています。
我が社には沢山の応募者が来ます。最後の面接は僕となります。その面接で僕が一番意識している事は、あまり理想を語らない・・と言う事です。条件で来る人はいずれ条件で他の会社に移ります・・。その様な人よりも我が社の体質を好きになってくれる人を、採用しています。ですから「こちらの水は甘いよ・・。こちらの芝生は青いよ・・」とは絶対に言いません。逆に「こちらの水はすごく苦いです・・。こちらの芝生は真っ黒です・・。その苦い水を甘くしましょう・・。一緒に芝生を青くしましょう・・」と言って理解している人のみ採用しています。会社は個人個人の社員の集合体です・・。ですから会社が何もやってくれない・・と言うのではなく、会社の為にやろう・・と言う人が集まらない限り、事業は成功しません。国が何もやってくれない・・とぼやく前に、その国は皆の集合体です。何もやってくれないのは、自分達がそれだけの事をしていないからです・・。人に、会社に、国に求める前に、自分がどれだけやっているのか??を考えないと、そら不満が出ますわな・・。
私も人の事を言えませんが、今の時代は私の時代よりも平和ボケしている事実があります。その根本は”ゆとり教育”です。アジアどころか、世界を動かす国が日本、中国、韓国です。日本は”ゆとり教育””ゆとり社会”と言う温い環境をこの20年で作り上げたおかげで、各国に抜かされています。ゆとりと言う言葉を生み、その言葉がさも、思いやりのある、優しさ・・と言う勘違いを生み挙句の果てに世界各国から抜かされているのです・・。韓国も中国も教育社会です。そして社会人になれば競争社会です。何故、各国に抜かされていくのか?? 簡単です。各国は競争しています。今の日本人は競争は争い事、争いはいけない事・・と言う人種を作り上げてしまったおかげで、今の結果になっています。方や競争しているのに、日本は競争を避けるわけですから、競争に負けて当然です。
今の中国は働かないと損だ・・と考えるのに、日本人はサボらないと損・・と言う様な考え方が身についています。これでは、生活レベルが上がらないのも当然といえるでしょう。どんな時でも競争をしなければ、人間進化はしないと思います。

